ペルー共和国、通称ペルーは、南アメリカ西部に位置する共和制国家。首都はリマ。
北にコロンビア、北西にエクアドル、東にブラジル、南東にボリビア、南にチリと国境を接し、西は太平洋に面します。
紀元前から多くの古代文明が栄えており、16世紀までは当時の世界で最大級の帝国だったインカ帝国の中心地でした。
その後、スペインに征服された植民地時代にペルー副王領の中心地となり、独立後は大統領制の共和国となっています。
産業の中心は、銅・鉛・亜鉛・銀・金などの鉱業です。特に銀は世界第2位の産出量です(2003年)。
石油やガスなどの天然資源も産出していますが、鉱山の近くでは、適切な環境保全対策や、住民の保護が全く行われておらず、周辺住民は住まいを追われ、鉱毒に侵されています。
また、中華人民共和国に次いで世界第2位(2003年)の漁獲高を誇る水産業もペルーの主要な産業であると言えます。
ペルーの基本情報
ペルーへの永住を考えている方が、まず気にするのはその地域の治安です。
永住する際の条件や費用なども重要ですが、やはり、住むとなったら安全な地域が一番です。
永住マップでは、実際にペルーに住んでいる方の声と、移住する際に必要な条件や費用などを掲載しています。
海外移住を検討している方は、当サイトを参考にしてみてください。
人口(人) | 33109000 |
---|---|
面積(平方km) | 1285220 |
人口密度 | 21 |
通貨 | ヌエボ・ソル |
通貨単位 | PEN |
ペルーの各種ランキング
ペルーへ移住する際、治安の他に考えるべき点がいくつかあります。
経済状況や医療状況、住みやすいか否かなど、各団体が公開しているデータをもとにランキングをまとめたので参考にしてください。
名目GDPランキング(百万USドル) | 225203(51位/191国中) |
---|---|
GDPランキング(1人当たり) | 7002(85位/190国中) |
平均寿命の長い国・地域(男女合計) | 75.22(90位/201国中) |
IT競争力の高い国ランキング | 3.8(90位/139国中) |
観光競争力世界ランキング | 4.04(51位/136国中) |
経済成長率ランキング | 3.994(67位/191国中) |
国際競争力ランキング | 61.26(63位/140国中) |
世界で最も評判のいい国ランキング | 60(28位/55国中) |
大学進学率ランキング | 69.62(31位/154国中) |
世界幸福度ランキング | 5.697(65位/156国中) |
世界平和度指数ランキング | 2.016(80位/163国中) |
日本とペルーの物価比較
また、日本と海外では物価が違うことがほとんどです。
そのため、ペルーへの移住した場合、物価がどのくらい違うのかを比較できるよう、様々なものの価格をまとめました。
食べ物/食料品
商品 | 現地価格 | 円換算価格 | 日本価格 | 対日本価格 |
---|---|---|---|---|
卵(1個) | 0.4PEN | 14円 | 24円 | 56.8 |
牛乳(1L) | 3.1PEN | 110円 | 218円 | 50.4 |
牛肉(1kg) | 28PEN | 991円 | 2620円 | 37.8 |
豚肉(1kg) | 21.9PEN | 778円 | 2260円 | 34.4 |
鶏肉(1kg) | 20PEN | 709円 | 1350円 | 52.5 |
じゃがいも(1kg) | 2.6PEN | 93円 | 316円 | 29.6 |
トマト(1kg) | 3.3PEN | 117円 | 673円 | 17.4 |
オレンジ(1kg) | 5.4PEN | 192円 | 498円 | 38.5 |
米(1kg) | 40PEN | 142円 | 396円 | 35.9 |
小麦(1kg) | 25PEN | 90円 | 237円 | 37.9 |
ビール(350cc) | 2.5PEN | 88円 | 189円 | 46.6 |
コーラ(350cc) | 1.3PEN | 45円 | 66円 | 67.8 |
ビッグマック(1個) | 10PEN | 355円 | 401円 | 88.6 |
交通/インフラ
商品 | 現地価格 | 円換算価格 | 日本価格 | 対日本価格 |
---|---|---|---|---|
バス(初乗り) | 1PEN | 36円 | 210円 | 16.9 |
タクシー(初乗り) | 5PEN | 178円 | 730円 | 24.3 |
電話(公衆電話/1分) | 0.5PEN | 18円 | 20円 | 88.8 |
サービス
商品 | 現地価格 | 円換算価格 | 日本価格 | 対日本価格 |
---|---|---|---|---|
液晶カラーテレビ | 1099PEN | 39054円 | 48810円 | 80 |
乗用車 | 42000PEN | 1492500円 | 3117431円 | 47.9 |
ガソリン(1L) | 4.6PEN | 163円 | 132円 | 123.8 |
ペルーの永住者数
ペルーへの永住を考えている方は、現在、ペルーにどのくらいの日本人が住んでいるのか気になるのでは無いでしょうか?
そこで、長期滞在者数、永住者数などをまとめてみました。
長期滞在者数(人) | 1321 |
---|---|
永住者数(人) | 2628 |
在留日本人総数(人) | 3949 |
ペルーの治安・情勢など
犯罪発生状況
(1)2019年にペルー国内で発生した殺人件数は2、803件(前年比6.9%減)、強盗・窃盗件数は221、585件(前年比0.6%増)、強姦件数は18、582件(前年比17.5%増)、詐欺・横領件数は9、571件(前年比4.1%増)となっており、犯罪発生率は全般的に悪化していますが、この件数はあくまで警察が把握した犯罪の統計であり、実際には更に多くの犯罪が発生しているものと考えられます。
(2)一般犯罪については、リマ市やカヤオ市を中心に拳銃を使った強盗・窃盗などの凶悪犯罪が発生しており、抵抗したために殺害されることもあります。リマ市内では、近年ベネズエラ人等の外国人による犯罪が多発しており、2020年3月以降の新型コロナウイルス対策に伴う外出制限により一時的に一般犯罪は減少しましたが、外出制限の緩和に伴い、市内全域で犯罪が増加傾向にあります。特にバイクを使用し拳銃を所持した犯人による携帯電話や財布、バック類などの所持品を狙った強盗やひったくり、銀行や両替所で多額の現金を引き出した人に目を付けてグループで追跡し強盗におよぶ追跡型の強盗が多発しています。また、観光名所や宿泊施設前、バスターミナル、人通りの少ない路地裏などで犯罪が発生していますが、単独旅行者は標的になりやすい傾向にありますので、注意が必要です。
海外移住情報
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海外移住する際のメリット・デメリットとは?
近年、フリーランスやノマドワーカーなどが一般化し、日本に住んでいなくとも仕事をして稼ぐことも難しくなくなってきました。 ペルーへ移住するときのメリット・デメリットについてまとめてみました。 -
海外移住に必要な貯金額や費用は?
海外移住する時に、まずはじめに考えないといけないのが、移住する際の費用や貯金額などお金に関する部分です。 ペルーへ移住するとなった時に、いくらぐらい持っていればよいのでしょうか? -
海外移住する前に必要なものや準備
海外移住すると、日本で当たり前に出来ていたことができなくなり、渡航した後では後戻りすることが難しいです。 そこで、海外移住する前に必要なものと何を準備したほうが良いのかをまとめました。 -
海外移住の注意点や問題点
最近では、セミリタイヤや定年退職した方が、物価の安い国へ移住し、悠々自適に生活することも増えているのですが、そう簡単なものではありません。 この問題点などを踏まえた上で、海外移住するのか考えましょう。
【体験談】ペルーの治安は良いの?悪いの?
ペルーに住んでいる方の声
リマ市内を大きく分けると北側の旧市街エリア・セントロと南側の新市街エリアに分けられます。一般的に南側の新市街エリアはミラフローレス地区を中心に、ホテルやブティック、一般企業のビルやマンションが立ち並んでおり、昼夜外国人観光客も多く見かけ、治安に関して夜中の出歩きを除けば、比較的治安は安定しています。北側の旧市街エリアはアルマス広場を中心に世界遺産地区では観光客は非常に多いですが、夜間になると広場からわずか1ブロック離れた場所でも売春婦や薬の売人などが多くなります。旧市街エリアの北側にリマック川という川が流れており、川の北側を超えるとスラム街となっているため、このエリアは昼夜問わず、出歩かない方がよいです。
-リマの治安について-
クスコは有名なマチュピチュ遺跡の玄関口となる街で、アルマス広場を中心として町全体が世界遺産となっています。中心広場で国内外の観光客を見ない日はなく、観光ポリスも常駐しており、比較的治安は安定しています。夜間も多くの観光客で賑わっており、レストランやバー、お土産店も遅くまで開いています。ただし、やはり観光地ということもあり、ひったくりや置き引き、スリなどの被害報告もあるため、街歩きの際には注意も必要になります。
-クスコの治安について-
首都のリマや他の大きな都市に比べると、犯罪やスリに遭う危険度はとても低い地方都市のようです。だんだんと人口は増えているので様々な背景の人々の流れはあるかと思いますが、外国人が訪ねて滞在したり、長期移住をするにしても治安はいい方だと思います。とはいえ日本と同じでないのでむやみに電子機器や高級そうなものを無防備にしていたり、ひとけがない所へ遅い時間に出歩くなどは 自己責任で考える必要はあると思います。
-カハマルカの治安について-
どちらかというと危険です。自分自身が周りに注意してIphoneなどを持ち歩いてなければ被害に遭うことはありませんが、日本のようにIphoneをみながら歩いているとすぐに襲われます。Iphoneは狙われてしまいますし、観光客でたまに一眼レフカメラなどを持って歩いている人もいますが、すぐにターゲットにされてしまいます。
-リマの治安について-
未だに酒を散々飲んだあと車を運転する人たちがいっぱいいます。そこで以前主人と仕事のためにお昼間歩道を歩いていたらいきなり車が目の前を突っ込んできました。たまたま変な車がいるなと目をつけていた私は幸いよけて無事でしたが、横に歩いてたおばあさんはその車にぶつかってしまいました。交通事故もよくおきています。
-リマの治安について-
決して安全とはいえません。昼間にバスに乗っていると中学生ぐらいの男の子二人が財布からマリファナを出したり、バスの外からバス車内にいる人のカバンを盗んだり、治安はかなり悪いと思います。誰を狙っていたのかはわかりませんが、街で大きな棒を持っている少年や、夜にビール瓶を持ってうろついてる少年達を目にしたことがあります。
-リマの治安について-
リマの中でも場所にもよりますが、観光地のマチュピチュがあるようなクスコより断然危険です。泥棒があちこちにいますので周りに注意が必要です。昔バスの中でマリファナを触ってる少年をみました。バス停からバスの中の女性(寝ていた)のカバンを盗んで走り去っていく少年たち、等々悪いことをあげればきりがありません。
-リマの治安について-
各国の移住条件や費用
- 北ヨーロッパ
- アイスランド
- オーランド諸島
- グリーンランド
- スウェーデン
- スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島
- デンマーク
- ノルウェー
- フィンランド
- フェロー諸島
- 西ヨーロッパ
- アイルランド
- アンドラ
- イギリス
- イタリア
- オランダ
- ガーンジー
- ギリシャ
- サンマリノ
- ジブラルタル
- ジャージー島
- スイス
- スペイン
- ドイツ
- バチカン市国
- フランス
- ベルギー
- ポルトガル
- マン島
- モナコ
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルク
- 東ヨーロッパ
- アゼルバイジャン
- アルバニア
- アルメニア
- ウクライナ
- エストニア
- オーストリア
- クロアチア
- ジョージア
- スロバキア
- スロベニア
- セルビア
- チェコ
- ハンガリー
- ブルガリア
- ベラルーシ
- ポーランド
- ボスニア・ヘルツェゴビナ
- マケドニア共和国
- モルドバ
- モンテネグロ
- ラトビア
- リトアニア
- ルーマニア
- 中東
- アフガニスタン
- アラブ首長国連邦
- イエメン
- イスラエル
- イラク
- イラン
- オマーン
- カタール
- クウェート
- サウジアラビア
- シリア・アラブ共和国
- トルコ
- バーレーン
- パレスチナ
- ヨルダン
- レバノン
- 北アメリカ
- アメリカ合衆国
- カナダ
- サンピエール島・ミクロン島
- 中央アメリカ
- アメリカ領ヴァージン諸島
- アルバ
- アンギラ
- アンティグア・バーブーダ
- イギリス領ヴァージン諸島
- エルサルバドル
- キューバ
- キュラソー島
- グアテマラ
- グアドループ
- グレナダ
- ケイマン諸島
- コスタリカ
- サン・バルテルミー島
- サン・マルタン
- ジャマイカ
- シント・マールテン
- セントクリストファー・ネイビス
- セントビンセント・グレナディーン
- セントルシア
- タークス・カイコス諸島
- ドミニカ共和国
- ドミニカ国
- トリニダード・トバゴ
- ニカラグア
- ハイチ
- パナマ
- バハマ
- バミューダ諸島
- バルバドス
- プエルトリコ
- ベリーズ
- BES諸島
- ホンジュラス
- マルティニーク
- メキシコ
- モントセラト
- オセアニア
- アメリカ領サモア
- ウォリス・フツナ
- オーストラリア
- 合衆国領有小離島
- 北マリアナ諸島
- キリバス
- グアム
- クック諸島
- クリスマス島
- サモア
- ソロモン諸島
- ツバル
- トケラウ
- トンガ
- ナウル
- ニウエ
- ニューカレドニア
- ニュージーランド
- ノーフォーク島
- バヌアツ
- パプアニューギニア
- パラオ
- ピトケアン諸島
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- フランス領ポリネシア
- マーシャル諸島
- ミクロネシア連邦
- 北アフリカ
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- チュニジア
- モロッコ
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- 南アメリカ
- アルゼンチン
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- コロンビア
- サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島
- スリナム
- チリ
- パラグアイ
- フォークランド諸島
- ブラジル
- フランス領ギアナ
- ベネズエラ
- ペルー
- ボリビア
- 南アフリカ
- アンゴラ
- ザンビア
- ジンバブエ
- スワジランド
- ナミビア
- ボツワナ
- マラウイ
- 南アフリカ共和国
- モーリシャス
- モザンビーク
- レソト
- インド洋地域
- イギリス領インド洋地域
- ココス諸島
- コモロ
- セーシェル
- ハード島とマクドナルド諸島
- フランス領南方・南極地域
- マダガスカル
- マヨット
- モルディブ
- レユニオン
- 南アジア
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