チリへの永住・海外移住【条件や費用・治安など】|永住マップ

チリへの永住・海外移住

海外移住する方法や費用、各国の条件や治安など
チリの永住・海外移住

チリ共和国、通称チリは、南アメリカ大陸南西部に位置する共和制国家。

国土はアンデス山脈西側で南北に細長く、東にアルゼンチン、北東にボリビア、北にペルーと隣接し、西は南太平洋、南はフエゴ島を挟んでドレーク海峡に面しています。首都はサンティアゴ。

アルゼンチンとともに南アメリカ最南端に位置し、国土の大部分がコーノ・スールの域内に収まります。

太平洋上に浮かぶフアン・フェルナンデス諸島や、サン・フェリクス島、サン・アンブロシオ島およびポリネシアのサラ・イ・ゴメス島、パスクア島(イースター島)などの離島も領有しており、さらにアルゼンチンやイギリスなどと同様に「チリ領南極」として125万平方キロメートルにも及ぶ南極の領有権を主張しています。

鉱業については、地下資源、特に金属鉱物資源に恵まれています。2003年時点で、銅の採掘量は世界一で、490万トンに達しています。これは世界シェアの36.0%に相当し、銀は1,250トンで、世界第6位、シェア6.7%です。金の世界シェアも1.5%で、このほか、亜鉛、鉄、鉛を産出しています。

チリの基本情報

チリへの永住を考えている方が、まず気にするのはその地域の治安です。

永住する際の条件や費用なども重要ですが、やはり、住むとなったら安全な地域が一番です。

永住マップでは、実際にチリに住んでいる方の声と、移住する際に必要な条件や費用などを掲載しています。

海外移住を検討している方は、当サイトを参考にしてみてください。

人口(人) 17248450
面積(平方km) 756950
人口密度 21.81
通貨 チリ・ペソ
通貨単位 CLP

チリの各種ランキング

チリへ移住する際、治安の他に考えるべき点がいくつかあります。

経済状況や医療状況、住みやすいか否かなど、各団体が公開しているデータをもとにランキングをまとめたので参考にしてください。

名目GDPランキング(百万USドル) 298172(42位/191国中)
GDPランキング(1人当たり) 16079(54位/190国中)
平均寿命の長い国・地域(男女合計) 79.73(41位/201国中)
IT競争力の高い国ランキング 4.6(40位/139国中)
観光競争力世界ランキング 4.06(48位/136国中)
経済成長率ランキング 4.022(64位/191国中)
国際競争力ランキング 70.26(33位/140国中)
世界で最も評判のいい国ランキング 60.2(27位/55国中)
大学進学率ランキング 91.47(6位/154国中)
世界幸福度ランキング 6.444(26位/156国中)
世界平和度指数ランキング 1.634(27位/163国中)

日本とチリの物価比較

また、日本と海外では物価が違うことがほとんどです。

そのため、チリへの移住した場合、物価がどのくらい違うのかを比較できるよう、様々なものの価格をまとめました。

食べ物/食料品

商品 現地価格 円換算価格 日本価格 対日本価格
卵(1個) 150CLP 29円 24円 113.5
牛乳(1L) 599CLP 109円 218円 49.9
牛肉(1kg) 5390CLP 979円 2620円 37.4
豚肉(1kg) 5690CLP 1033円 2260円 45.7
鶏肉(1kg) 3390CLP 616円 1350円 45.6
じゃがいも(1kg) 949CLP 172円 316円 54.5
トマト(1kg) 949CLP 172円 673円 25.6
オレンジ(1kg) 480CLP 87円 498円 17.5
米(1kg) 799CLP 145円 396円 36.6
小麦(1kg) 719CLP 131円 237円 55.1
ビール(350cc) 750CLP 136円 189円 72.1
コーラ(350cc) 529CLP 96円 66円 145.6
ビッグマック(1個) 2050CLP 372円 401円 92.9

交通/インフラ

商品 現地価格 円換算価格 日本価格 対日本価格
バス(初乗り) 610CLP 111円 210円 52.8
タクシー(初乗り) 250CLP 45円 730円 6.2
電話(公衆電話/1分) 100CLP 18円 20円 90.8

サービス

商品 現地価格 円換算価格 日本価格 対日本価格
液晶カラーテレビ 199990CLP 36323円 48810円 74.4
乗用車 9200000CLP 1670944円 3117431円 53.6
ガソリン(1L) 900CLP 163円 132円 123.8

チリの永住者数

チリへの永住を考えている方は、現在、チリにどのくらいの日本人が住んでいるのか気になるのでは無いでしょうか?

そこで、長期滞在者数、永住者数などをまとめてみました。

長期滞在者数(人) 907
永住者数(人) 540
在留日本人総数(人) 1447

チリの治安・情勢など

犯罪発生状況
(1)2019年10月18日以降、地下鉄運賃の値上げに反対する抗議活動から発展した政府に対する大規模な抗議活動がサンティアゴ市内や地方で行われ、一部の抗議活動参加者が暴徒化し、放火、及び略奪のほか、治安部隊との衝突等の暴力行為に発展し、死傷者が出ました。現時点では、新型コロナウイルスの影響もあり事態は概ね沈静化していますが、新型コロナウイルスの影響による失業や貧困などから食料調達に困難を抱える住民が抗議デモを起こし、警官隊との衝突が生じるなどしています。また、新型コロナウイルスが収束した場合には、再び抗議活動が活性化する可能性があります。今後も新憲法制定に関する国民投票が行われること等もあり、社会不安が当面続くことも見込まれることから、十分な注意が必要です。

(2)チリは中南米では比較的治安の良い国と考えられていましたが、最近では殺人、強盗、性犯罪等の凶悪犯罪を含め、各種犯罪が増加傾向にあり、治安情勢は悪化しています。置き引き、スリ、ひったくり等の盗難被害が多く発生していますが、拳銃使用による強盗、夜間に歩行者に車を横付けし、複数人で暴行・強盗する事件、通りすがりにいきなり刃物で切りつける強盗等の凶悪事件も発生しています。また、最近は、比較的安全とされていた邦人が多く居住するサンティアゴ市東部地区の住居への侵入窃盗も発生して、います。強盗に抵抗したため、刃物で刺され、あるいは鈍器で殴られ重傷を負う事例も散見され、過去には、日本人が殺害された事件も発生しています。

(3)レストランやカフェにおいて、バッグ等を椅子の背もたれに掛けたり、足下や座席の横に置いていたところを盗まれる被害や、ショッピング中、商品を見ているすきに、バッグから財布を抜き取られる被害が多発しています。また、空港、地下鉄、バスターミナル等の交通機関においても置き引きやスリは多発しています。手荷物は自分の身体の前面で持ち、また、食事中も膝の上に置くなど、身体から離さないように十分注意する必要があります。

(4)サンティアゴ市セントロ地区やアルマス広場付近において、鳥の糞が付いている等と声を掛けられ、拭いている隙にバッグなどを奪われる事件(いわゆるケチャップ強盗)が多発しています。旅行者や大きな荷物を持っている人が狙われています。声をかけられても荷物を置かない、すぐにその場から離れるなどの注意が必要です。

(5)凶悪事件の多くは銃器が使用されており、以前はサンティアゴ市の南部やセントロ地区(中心街)など一部の特定した地域で被害が発生していましたが、最近は多くの日本人が居住し、高級住宅街とも言われているラス・コンデス区、ビタクラ区、プロビデンシア区でも強盗や車上狙いの被害が目立って、います。治安は悪化傾向にあり、特に、夜間は複数でも出歩くのは大変危険ですので十分注意が必要です。この犯罪傾向は貧富の差が広がるにつれ地方へも拡大しており、これまでに犯罪発生の少なかった観光地や地方都市にまで及んでいます。

(6)2011年から教育制度改革を求める学生デモが頻繁に行われ、デモの度に覆面グループが破壊活動や警察との衝突を起こしています。これに乗じたその他の騒動も発生していますので、デモには近づかないようにしてください。
 南部の第8州(ビオビオ州)、第9州(ラ・アラウカニア州)、第10州(ロス・ラゴス州)、第14州(ロス・リオス州)では、先住民問題が長期化しています。先住民系の一部過激派による発砲事件や放火事件などが発生しており、未だ根本的な解決に至っていないことから、注意が必要です。
 2005年以降、アナーキストによる爆破事件が散発的に発生しています。これまでは人に危害を加えることを目的とするケースはまれでしたが、2014年9月8日にサンティアゴ市の首都圏地下鉄1号線エスクエラ・ミリタール駅のビル店舗街において、14人が負傷する爆弾事件が発生しました。
 2017年1月にはチリ銅公社(コデルコ)会長宛の小包爆弾事件、2019年1月にはサンティアゴ市内プロビデンシア区所在のバス停において封筒爆弾事件が発生し、エコテロリストを名乗るグループ、「野生化する個人主義者たち(ITS)」が犯行声明を出しています。2019年7月には、サンティアゴ市内ウエチュラバ警察署内において小包爆弾事件が発生し、複数の警察官が負傷しました。、
 このように、チリは治安の良い国という意識を改め、個々の防犯意識を向上させる必要があります。

(7)テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

海外移住情報

  • 海外移住する際のメリット・デメリットとは?
    近年、フリーランスやノマドワーカーなどが一般化し、日本に住んでいなくとも仕事をして稼ぐことも難しくなくなってきました。 チリへ移住するときのメリット・デメリットについてまとめてみました。
  • 海外移住に必要な貯金額や費用は?
    海外移住する時に、まずはじめに考えないといけないのが、移住する際の費用や貯金額などお金に関する部分です。 チリへ移住するとなった時に、いくらぐらい持っていればよいのでしょうか?
  • 海外移住する前に必要なものや準備
    海外移住すると、日本で当たり前に出来ていたことができなくなり、渡航した後では後戻りすることが難しいです。 そこで、海外移住する前に必要なものと何を準備したほうが良いのかをまとめました。
  • 海外移住の注意点や問題点
    最近では、セミリタイヤや定年退職した方が、物価の安い国へ移住し、悠々自適に生活することも増えているのですが、そう簡単なものではありません。 この問題点などを踏まえた上で、海外移住するのか考えましょう。

各国の移住条件や費用

北ヨーロッパ
アイスランド
オーランド諸島
グリーンランド
スウェーデン
スヴァールバル諸島およびヤンマイエン島
デンマーク
ノルウェー
フィンランド
フェロー諸島
西ヨーロッパ
アイルランド
アンドラ
イギリス
イタリア
オランダ
ガーンジー
ギリシャ
サンマリノ
ジブラルタル
ジャージー島
スイス
スペイン
ドイツ
バチカン市国
フランス
ベルギー
ポルトガル
マン島
モナコ
リヒテンシュタイン
ルクセンブルク
東ヨーロッパ
アゼルバイジャン
アルバニア
アルメニア
ウクライナ
エストニア
オーストリア
クロアチア
ジョージア
スロバキア
スロベニア
セルビア
チェコ
ハンガリー
ブルガリア
ベラルーシ
ポーランド
ボスニア・ヘルツェゴビナ
マケドニア共和国
モルドバ
モンテネグロ
ラトビア
リトアニア
ルーマニア
中東
アフガニスタン
アラブ首長国連邦
イエメン
イスラエル
イラク
イラン
オマーン
カタール
クウェート
サウジアラビア
シリア・アラブ共和国
トルコ
バーレーン
パレスチナ
ヨルダン
レバノン
北アメリカ
アメリカ合衆国
カナダ
サンピエール島・ミクロン島
中央アメリカ
アメリカ領ヴァージン諸島
アルバ
アンギラ
アンティグア・バーブーダ
イギリス領ヴァージン諸島
エルサルバドル
キューバ
キュラソー島
グアテマラ
グアドループ
グレナダ
ケイマン諸島
コスタリカ
サン・バルテルミー島
サン・マルタン
ジャマイカ
シント・マールテン
セントクリストファー・ネイビス
セントビンセント・グレナディーン
セントルシア
タークス・カイコス諸島
ドミニカ共和国
ドミニカ国
トリニダード・トバゴ
ニカラグア
ハイチ
パナマ
バハマ
バミューダ諸島
バルバドス
プエルトリコ
ベリーズ
BES諸島
ホンジュラス
マルティニーク
メキシコ
モントセラト
オセアニア
アメリカ領サモア
ウォリス・フツナ
オーストラリア
合衆国領有小離島
北マリアナ諸島
キリバス
グアム
クック諸島
クリスマス島
サモア
ソロモン諸島
ツバル
トケラウ
トンガ
ナウル
ニウエ
ニューカレドニア
ニュージーランド
ノーフォーク島
バヌアツ
パプアニューギニア
パラオ
ピトケアン諸島
フィジー
フランス領ポリネシア
マーシャル諸島
ミクロネシア連邦
北アフリカ
アルジェリア
エジプト
チュニジア
モロッコ
リビア
南アメリカ
アルゼンチン
ウルグアイ
エクアドル
ガイアナ
コロンビア
サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島
スリナム
チリ
パラグアイ
フォークランド諸島
ブラジル
フランス領ギアナ
ベネズエラ
ペルー
ボリビア
南アフリカ
アンゴラ
ザンビア
ジンバブエ
スワジランド
ナミビア
ボツワナ
マラウイ
南アフリカ共和国
モーリシャス
モザンビーク
レソト
インド洋地域
イギリス領インド洋地域
ココス諸島
コモロ
セーシェル
ハード島とマクドナルド諸島
フランス領南方・南極地域
マダガスカル
マヨット
モルディブ
レユニオン
南アジア
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スリランカ
ネパール
パキスタン
バングラデシュ
ブータン
東南アジア
インドネシア
カンボジア
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東ティモール
フィリピン
ブルネイ
ベトナム
マレーシア
ミャンマー
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中央アフリカ
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コンゴ民主共和国
サントメ・プリンシペ
赤道ギニア
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中央アフリカ共和国
ナイジェリア
ニジェール
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ルワンダ
中央アジア
ウズベキスタン
カザフスタン
キルギス
タジキスタン
トルクメニスタン
東アフリカ
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ジブチ
スーダン
ソマリア
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南スーダン
西アフリカ
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