近年、フリーランスやノマドワーカーなどが一般化し、日本に住んでいなくとも仕事をして稼ぐことも難しくなくなってきました。

また、Youtubeなどの動画サイトでも収益化をしている人も多く、いつどこにいても仕事が出来るようになりました。

海外で暮らしたい、移住したいと考える人も増えていて、昔と比べるとハードルはかなり低くなっているように思います。

そこで、実際に海外移住を考えた時にメリット・デメリットはどういったものがあるのでしょうか？

人生を楽しめる

海外移住をする時に、やはり憧れのある国に住みたいという方が多いと思います。

イギリスやフランスなどのヨーロッパや、ニューヨークやロサンゼルスといったアメリカ、シンガポールやインドネシアに住みたいという方も多いかもしれません。

初めてのことが多く、新鮮味を感じながら過ごすことが出来るため、楽しいことが多いというのがメリットに挙げられます。

語学力が上がる

実際に移住してみると周りには日本人がいない環境になります。

そのため、日本語を使う機会が少なくなり、現地の言語の上達が見込めます。

慣れないうちは苦労することも多いですが、語学力が上がれば、大した問題ではありません。

物価が安い国であれば豊かな暮らしが出来る

現在日本では、平均年収が400万円程度ですが、物価の安い国であれば年収1000万円のような暮らしが出来ることも可能です。

フィリピンなどではメイドを雇うことも出来ますし、QOLの高い暮らしをすることも夢ではありません。

日本に依存することがなくなる

現在、日本では、多種多様な税金を収め、年収400万円の人であれば、1/3程度は税金に使われています。

しかし、税金の安い国に移住すれば、支払う金額がすくなくなり、その分、貯金などに充てることも出来ます。

新しいコミュニティーの形成

日本に暮らしていたままでは、新しいコミュニティーを作ることは難しいですが、海外移住すれば必然的に新しいコミュニティーを形成する必要が出てきます。

追々、日本に戻ったときにもこのコミュニティーは大きなメリットとなります。

海外特有の常識や慣習がある

日本にいても大阪の人と東京の人では多少常識の違いがありますが、海外では発想の上をゆく常識の違いや慣習があります。

水道水が飲めない、コンビニが無い、役所関係の手続きが面倒など日本では当たり前のことが海外では当たり前ではありません。

日本のものが手に入らない

海外移住をしている最中、日本のものが食べたい、日本の本が読みたいとなった場合でもなかなか入手することが出来ません。

特に日本食が食べたくなっても、移住する地域によっては食べることが出来ないため、ストレスに感じる方もいるかも知れません。

ビザを取得する必要がある

3～6ヶ月くらいの短期的な移住であれば、観光ビザや学生ビザの延長を繰り返すことで移住することが出来ますが、 1年を超える移住や永住を考えた時に長期滞在滞在用ビザや永住ビザを取得する必要があります。

ヨーロッパなどでは、ビザ取得のために英語力（IELTS）を厳しく見られる国もあるので注意が必要です。

観光ビザの場合、定期的に帰国する必要があるため、渡航費がかさむケースもあります。

治安

日本では、世界的に見ても治安は良いですが、海外はそうではありません。

アメリカでは銃社会ですし、インドや韓国では女性に対する暴行事件が跡を絶ちません。

空港についた時に、スーツケースを持ってあげるという外国人に快くお願いしますといったら、数メートル移動してお金を請求されたなんて話もよく聞きます。

また、タクシーに載せられて目的地を伝えたのに、なかば強制的に知らない場所に連れて行かれてお金を請求されるというケースもあります。

海外移住を考えている方は、上記のメリット・デメリットをみてどう感じたでしょうか？

もし、不安が大きくなったという方は、単独での海外移住ではなく複数人での移住を検討してみましょう。

仲間がいれば、不安やストレスが軽減されますし、もし何かあったときにも助けてもらえます。

海外移住をする前に、何度かその国へ旅行をしてみて雰囲気などを身体で感じてみましょう。