最近では、セミリタイヤや定年退職した方が、物価の安い国へ移住し、悠々自適に生活することも増えているのですが、そう簡単なものではありません。

楽しそう、幸せそうな印象が強い海外移住ですが、さまざまな問題点・注意点が存在しています。

この問題点などを踏まえた上で、海外移住するのか考えましょう。

金銭的な注意点

まずはじめに、海外移住をする際の注意点をまとめます。

海外で暮らすためには、ビザを発行する必要があり、永住権を取得する場合、財産証明をする必要がある国もあります。

さまざまな書類などを提出しなくてはいけないため、手間な作業が多いです。

また、財産証明の場合100万円～1000万円ほど口座に入れていく必要があり、別途渡航費や生活費なども用意しておく必要があります。

衛生的な注意点

日本は世界的に見ても、医療関係・衛生面では優秀です。

しかし、海外移住先が日本と同じ技術力があるかというとそうとは限りません。

日本なら治る病気も海外では治らないケースもありえます。

医療費に関する注意点

海外移住者が共通して、声を上げているのが歯の治療費に関してです。

日本では、保険が効くため高額になりませんが、海外では自費での治療になることが多く、１回の治療でも数万円するケースもあります。

友人・知人に関する注意点

海外に移住してしまうと、いままで交流のあった友人たちとも疎遠になりがちになってしまいます。

昔と違い、SNSでの連絡なども簡単にできる時代なので、頻繁に交流するようにしたほうが良いでしょう。

食事に関する注意点

実際に海外に行ってみると、意外に日本食が食べられるお店は多くありません。

主要都市であれば、日本食レストランがありますが、地方では食べられないと思っておいたほうが良いでしょう。

また、日本食レストランであっても、日本で食べるものと微妙に味が違うケースなどもあります。

海外移住には、上記のような注意点や問題点があります。 もちろん上記以外にも注意する点などはありますが、海外移住が難しいことが伝わったのでは無いでしょうか？

さらに、移住する国によっては、日本とのギャップが大きかったり、治安の部分でもハードルが変わってきます。

まずは移住したい国の情報収集から始めてみましょう。